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神戸大.comインタビュー社長インタビュー(No.02 木下達也社長)

社長インタビュー 木下達也社長

社長インタビュー No.01

株式会社ABCダイニング 木下達也社長

 
木下社長の1日のスケジュールはどのようなものか
 
時期にもよりますけど、最近はヒマです(笑。出店もないし。
神戸大.comスタッフ「そうなんですか(笑。でも時期によるといっても社長は、いそがしいイメージがあるんですけど、プライベートとの兼ね合いなどはどうされていますか?」
 
うーん、まぁやっぱり時期にもよりますよね。最近は割とヒマがあるので時間をとれますけど。時間とられないときはやっぱりとられないですし…社長の在り方にもよりますよね。社長って言うのは分かり易く言うと、会社の意志を決定する最意志決定機関なわけですよね。でも、今はその意志決定を明確に分担してるんですよ。もう、このことに関してはこの責任者が決めてある、このことに関してはこの責任者が決めてあるっていう方法で意志決定を明確に分担して、僕の意志決定ももう明確に言ってあるんですよ。それを整理するとけっこう時間が楽になりましたね。だからお店のことは僕は決めません。店長が決めます。僕はそれを精一杯サポートします。失敗したと思ったら自分で修正してください。それもサポートします、という感じ。僕が嫌やと思うものは嫌やって言いますし、無理やと思うものは無理やと言いますし、一回やってみた方がえぇんちゃうかなとかいうのは黙って見てるし…精一杯のサポートはしますよ。とにかく、意志決定を自分でしましょうっていう訓練を今進めていってますね。
神戸大.comスタッフ「その方が社員の方のモチベーションアップにもつながりますもんね。」
 
ただ、ストレスはありますよ。僕はリスク負うわけじゃないですか。自分の意志と関係ないものが会社の中で決定されるかもしれないわけで。そこは辛抱しないといけないですけどね。そういう意味では我慢するというリスクがありますよね。
社員は、責任を与えられ、任された仕事による成長は著しいのです。三ノ宮の駅前などは呼び込みもすごいので。受動的に与えられた仕事をこなすのではなく、能動的に率先して自分で考える、達成に向けて動くことが重要です。
神戸大.comフタッフ「木下社長の方法は社員に厳しいですが、それ以上に社員を信頼しているのですね。」
 
木下社長のモチベーションを生み出しているのは何ですか?何か座右の銘とかってありますか?
 
最近はね、ちょっと僕自身もね、この何ヶ月かの中でいろんなことに取り組んでたりして、少しずつこう…考え方とか、座右の銘とかっていうのが自分の中で少しずつ変わってきてますね。最近は『想いを伝えて、想いを感じる』っていうのが好きで。やっぱり、なんていうのかなぁ…想いってやっぱり難しいと思うんですよ。なかなか想いを伝えるってできることじゃないですよ。想いを相手に感じさせなくちゃいけないわけじゃないですか?一生懸命さであったり本当の気持ちであったり、想いを伝えることができれば周りが自然と動いてくれるんですよね、それを感じることが出来れば自分が動かなくたって。それを今自分自身が訓練してますね。なかなか難しいですよ。感じることっていうのはまだすぐ出来る、けど伝えることっていうのは難しいと思いますね。余分な説明もいらないし状況説明もいらないし起承転結もいらない、そうゆうのを全て含めて一言でズバっと伝わる想い。それを訓練してますね、一筋縄ではいかない。例えば、店長とかに言うんですけど、いろいろな販促があったりするんですけど周りが思うように動いてくれないようなことがある。でもそれは周りに想いが伝わってないんやろ。僕にも伝わって来ない、だから僕も動かない、一番リスクをかぶる人間なのに。動く気持ちになれない、サポートしようと思えない。でもそれは自分が本気になってへんからやと。本当にこの企画成功させたい、この事業成功させたいって…そういう想いは”頑張りましょう!”とか、普段使ってる言葉でも表情とかで感じることができるんですよ。演技ではなくて、本当の意味でそこを訓練するのは大変やと思いますよ。
神戸大.comスタッフ「一言で伝わる想いかぁ(意味深い…。特に木下社長は社長ですから、人よりさらに訓練する必要があるんでしょうね。」
 
では、学生時代のこと聞いていきたいと思います!ズバリ学生の時、将来起業しようと思っておられましたか??
 
結局独立してたんでしょうね。飲食業界かはわからないけど、何かの会社は起こしていたでしょうね、間違いなく。親の会社を継ぐつもりは全く無かったんですけど、でも小学六年生の卒業文集で『僕の夢は社長です。』ってもう書いてましたからね。それは自分でもおもしろいなぁーって思いますけどね。だけど、この業界に入ることになって、ずっと苦しいこともある中で、言い訳にしていた部分もありましたね。『おれは好きでこの業界に入ってきたんじゃない、親が困っているから、それを助けてあげなきゃいかんからこの業界に入ってきた。』って。でも今はやりたい仕事をやってるって自分なりに気がついたので、楽しく取り組んでいますしね。それに甲南大学っていうのは社長さんの息子とかも多いし、商売っ気のあるやつが多かったですしね。おかしいやつもなかにもいたけどね(笑
 
そんな社長は学生時代どんなことしてたんですか?何か毎日意識していたこととかあったんですか?
 
中心メンバーとかではなかったけどイベントとかはやってたね、ダンスパーティーとか。クラブで1000人規模で、スポンサーをつけたりなんかして。スポーツ会社とタイアップして、来てくれた女の子に帰りに水着をプレゼントしたり。まぁいろいろイベントはしてました。毎日特別意識していたことは特になかったですね〜(笑)。あったらもっと上に行けていたと思います。だけど、やっぱ大学は行った方がいいし、卒業した方がいい。やっぱ特殊な世界ですからね、大学っていうのは。社会人でも高校生でも味わえない”大人であって大人でない”っていう特殊な世界ですから。僕もまぁそれなりに勉強して学校に行って…パラダイスでしたからね!(笑) バイトすれば10万円ぐらい稼げるし、門限も無いし、女の子なんかも…ねぇ?行きたい放題ですし(笑)。みんなが遊びたいってゆーモチベーションやからねー
神戸大.comスタッフ「学生時代に戻れるとしたら戻りたいですか?」
 
戻りたいよ〜(笑)。この前もクラブいったしね(笑)。大学生ばっかりやったから『おれ甲南大学』言うて…10年前やけど(笑)。ほんなら誰も乗ってこなかったよ〜。ギャップを感じましたよ。
神戸大.comスタッフ「じゃあやっぱり大学生のうちは遊んどけっていう感じですか?」
 
そうだね、とことんまで遊んだ方がいいですよ。それが絶対に後で生きてきますから。勉強ももちろん大事でしょうけど、自分が何したいか決まってるなかで、大学もそうやし、大学でやってることっていうのをあくまで人生のツールとして、自分のためにツール化してうまいこと立ち回れるかどうかやと思う。その発想をできるだけ早い段階で持てるか持てないかが大事やと思う。
神戸大.comスタッフ「今の大学生っていうのはどうしても受動的な部分が多いですもんね。それが例え遊びやとしても、積極的に何かをやることが大事なんですね。」
 
大人の遊びと違ってお金もそんなにかからないしね。お金を借りれるわけでもなし、自分の稼いだ範疇で遊ぶわけだからね。自分の責任の範疇で遊べる時期ですからね。
 
今の大学生に足りないもの、またはここを頑張るべき、という点で何かメッセージをいただけませんか?
 
僕が偉そうに言えるわけじゃないんですけど、結構今の大学生もそうやし、その下の子らにも僕は脅威を感じてた時期があったんですよ。僕はちょうどファミコンの世代で、でも外で遊ぶ方が好きでいまでもアナログ派なんですよ。だから今はまだいろいろやれるようになったけど、ちょっと前まではパソコンに触るのがすごいストレスで。で、僕らの年代って言うのはそうゆうギリギリのところなんですよ。でも、意外と今の大学生の子らも僕らが脅威を感じているほどに、そこらへんに関して長けている層ではないよね。だからまだまだ勝てるなって。プレステやパソコンを日常的に触れるやつらが出てきたら、思考回路も違うし使ってるツールも違うし、絶対に自分が30、40歳になったときにはじき出されるわー…って感じてたんですけど、意外とまだ弱いね。だから今の大学生の年代の強みっていうのをもうちょっと作らなければいけないなって思いますよね。例えば、団塊の世代の方たちっていうのは人間的に強いですよね、これは絶対的な強みじゃないですか。だからこのことでは絶対に負けへんねんっていう強み、どっからでもかかってこいやっていう強みをもっと作ってほしいですよね
神戸大.comスタッフ「自分たちの世代の強みが何か意識しつつ育てていけたらっていうことですね。」
 
社長インタビュー 木下達也社長 インタビュー後(sh_02_4)
 
そうそう。その強みをどれだけアピールできるかっていうことやね。それは社会に出てからもポジションを作っていきますからね。普通やん!人間味も上の世代に比べたら弱いし、デジタルにも弱いってなったら…普通やん!!て感じ。『何言ってるんですか!僕らの世代になったらこうこうこうですよ!今の時代はこうですよ!!』って上司にガンって返してあげられるような強みを持ったらいいんじゃないかな、と思いますね。
神戸大.comスタッフ「やばい!僕達は普通やん・・・。自分の強みを意識して育てるよう頑張ります。ありがとうございました!」
インタビュアー感想
飲食コンサルタントをされているということで、経営に関するお話をたくさん聞けてとても勉強になりました。具体的な相場を感じていただくために、本文中でいくつか具体的に数字を上げてみました。是非参考にしてください。また、社長としても素晴らしい方であり、人の上に立つということがとてもわかっている、いやとても勉強して努力されている方だと感じました。さらには、学生に対する的確なメッセージまでいただき、本当に勉強になりました。ありがとうございました。